今回のLAST EXILE。
特に良いのはルシオラ。そこで行われていることの異常さを理解し、クラウスの反応にも理解を示し、それでいてデルフィーネの恐ろしさも分かっているので、さりげなくクラウスの行動を押し止めたり。この状況で、こういうキャラクターがいる、というのがこの作品の凄いところだし、それをくどくない演出でさりげなく見せているところが見事ですね。
個々の箇所を見ると。
まず、ソフィア専用機の外装の質感。良い感じですね。
連れて行かれたクラウス。なぜ?というソフィアの疑問。
心を殺されたディーオ。あまりに残酷な惚けた表情。
空で何が起こっていたか、自分なら教えられると告げるデルフィーネ。黒幕、というわけですね。
制約の儀式の観客達が、微妙に描き分けられていることが、凝っていて生々しいですね。
「世界に永遠の安寧を」ここでいう安寧とは何? なかなか奥深いですね。
殺し合いが儀式の内容。1本の剣を巡っての殺し合い。ディーオもその中の一人として殺し合います。そして、もし死んでも、死んじゃうディーオがいけないの、と言い切る異様なデルフィーネ。
一方、それを横に置いて、エグザイルを得るため、鍵となるアルの出番。クラウスがいくら止めたいと思っても、デルフィーネは止められません。
やられたら、3倍返しで、やり返しに行くシルヴァーナ。
ラヴィがヴァンシップの修理を完了。見つめ合うラヴィとタチアナ。クラウスを間に挟んでの女の対決?
エグザイルは移民船、というデルフィーネの説明。これは信じて良いのでしょうか?
エグザイルの触手の先端が大きな窓の外にのびてきて、こちらを見ているインパクとあるビジュアル。
薔薇で縛り付けられたアレックス。色気のあるシーンですね。
アレックスにキスをするデルフィーネ。気持ちが悪いシーンです。それに反応を示すことができないアレックス。アレックスから見れば、我を忘れるほど殺したい相手でしょうに。
クラウスが頑固な分、まわりに気を遣っている、というラヴィ。ラヴィはそういう気遣いのできる人ですね。でも、それを告白してしまうところが気弱になっています。クラウスがいないと、元気が出なくなる、と言ってしまいますね。
そして、クラウスとアルを助けて、タチアナに頼むラヴィ。この真剣な依頼。何よりもクラウスの無事を望んでいるのですね。
最後のミステリオンを唱えられないアレックス。どうやらデルフィーネを出し抜いたようですね。しかし、バシアヌス家のミステリオンを知る者が近くにいるはずだと気付く頭の良く回るデルフィーネ。ソフィアがその人物なのでしょうか?
そして、殺し合いに勝利するディーオ。
「まだまだ素晴らしいことが起こるのよ」と最後に言う恐ろしげなデルフィーネ。
と~のは、これだけやってもまだ客人扱いされているクラウスを応援しています。
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